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山香・又井天満社の由来

大分県杵築市山香町にある又井天満社。

学問の神として知られる菅原道真を祀る神社です。


















杵築市の興田副市⾧は、山香町役場勤務時に

「風の郷」温泉の開設に大変苦労されたといいます。


泉質の確保が困難な中、藁にもすがる思いで、

「風の郷」にほど近い又井天満社に参拝し祈願されました。


すると驚くことに、ほどなくして質の良い温泉が自噴したとのこと。


又井天満社が霊験あらたかな神社であることが伺えます。




ー由来と歴史的背景ー


又井天満社の由来は、平安時代末期の武将・平経盛に関係しているとされています。


一説によれば、平経盛は源平合戦(1185年)の少し前、

この地に身を潜めていたといいます。


その際、太宰府天満宮から分霊を勧請し、氏神としてこの神社を創建しました。



平経盛は壇ノ浦の戦いで入水したとされていますが、

鳥取県の落折(おちおり)に落ち延びたという異説も存在します。


その地には平経盛の墓とされるものがあり、

集落の住民は「平家」を名乗るという話が伝わっています。



又井天満社は明治時代に一度、倉成八幡神社に合併されましたが、

昭和2年に復社され現在の形になりました。


神社の鳥居には寛保2年(1742年)の銘が刻まれており、

長い歴史を物語っています。



参考文献・情報提供元


所在地

住所:大分県杵築市山香町大字倉成2865番地

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